spaceteam

ちょいと面白いゲームなので紹介。

「spaceteam」はiphoneの無料アプリで、プレイヤー全員で宇宙船を危機から脱出させる協力ゲーム。1人では遊べず2〜4人用。

遊ぶにはプレイヤー各自が端末にゲームをインストールしておく必要があり、ネットワークゲームではないので実際に参加者全員が対面してなくてはいけない。

wifibluetoothをオンにした状態で参加プレイヤーがそれぞれ自分の端末でゲームを立ち上げ、最初の画面に表示されるスタートダイヤルをPLAYに回すと1つの部屋に参加プレイヤーのアバターキャラが集められる。この状態から前の画面に戻るにはEXITの扉をタッチ。

全員が揃ったら画面下部に表示されているでかい緑のボタンを押すとアバターが上空にビームを出すので、全員でしばらくボタンを押し続けているとゲームが始まる。

スタートすると最上部に右方向に飛ぶ宇宙船、その下に黒部分をあけて下部にいくつかのボタンやメモリのついたダイヤルが組み合わさった操作パネルが表示される。この操作パネルの内容は各自バラバラ。

すぐに黒部分に英文が2行表示されるけどコレは注意書きみたいなもので、これが消えてからゲームスタート。

スタートすると黒部分に英文で「○○ボタンを押せ」とか「△△のメモリを3にしろ」などの指示が表示されるがこれはプレイヤーそれぞれで違った内容で、さらに他のプレイヤーの操作パネルに対するものがほとんど。
指示の下に出るメーターは制限時間で、これがなくなる前に指示をクリアしないと宇宙船がダメージを受ける。

プレイヤーは順番関係なく自分の所に表示された指示を口で説明し、他のプレイヤーに行ってもらわなくてはならない。これをどんどんこなしていく事で宇宙船は危機を脱出し、次のレベルに進んでいく。時間内に指示を実行できないとダメージが蓄積されていき限界を超えるとゲームオーバー。こうしてどこまで協力しながらレベルを進められるのか?というのがこのゲームの主旨だ。

ゲームの途中で「アステロイド接近」のアラームが出ることがあり、これは全員が端末を振る事で回避できる。アラームは全員に出るわけではないので、ちゃんと伝えなくてはならない。

パネルがオイル漏れで汚れたらふき取れば綺麗になり、操作盤が外れた時は元の位置に戻してしばらく固定しておくと溶接される。

問題はボタン類の名前も指示も全部英語な事。最初は戸惑うかもしれないけど指示はほとんどが「動詞」「名詞」「数字」の並びなので「名詞」と「数字」だけ伝えるようにすればほぼ問題ない。読み方が正しいかどうかはとりあえず置いておいてニュアンスが伝われば良いのだ。

良くあるのが自分の所の操作パネルに対する指示なのに気づかず、他の人に指示を言い続ける事。こういう凡ミスが面白い部分でもあるんだけどね。

遊んでみれば非常に盛り上がる、デジタルとアナログの良さを生かしたゲームなので英語表記に負けずに是非遊んでみて欲しい。

ちなみにバージョンが違うと待機部屋で緑のボタンを押してもビームがへにゃっとなって一緒に遊べないので注意。アップデートすれば問題ない。