「幸せへのキセキ」

TOHOシネマズ スカラ座・みゆき座にて。
死とどう向き合うかという縦軸と、動物園経営の大変さという横軸を綺麗に絡めてあまり重くせずにうまく描いていた。親子関係の修復部分に関してはやや言葉足らずな感じもしたけどね。
この手の映画にお決まりのクライマックス、開園日にお客が来るかどうかって部分はあまりもったいぶらなかった割にグッとくる仕掛けが用意されていてとてもよかった。
マットは元ジャーナリストにはとても見えなかったけど^^;複雑な内面を持つ主人公を好演してた。スカ子はエロオーラを封印してた分ヒロインにしてはやや地味な印象。その分エルが大口を開けて笑う子犬のようなサブヒロイン?をとてもかわいらしく演じていた。まぁ背はでかいけど。
良作なんだけど感動物押し付けが強い邦題だから変に敬遠されなければいいんだけどな。パンフはフルカラーでテキスト内容も充実してるから副読本として買って損なし。