「私の奴隷になりなさい」

みんな大好き銀座シネパトスにて。

SM映画になるんだろうけどイマイチ板尾演じる調教師のキャラクター付けがコントっぽくて、壇蜜が演じるヒロインとの関係性に“らしさ”が無かったのが残念。壇蜜はかなり体を張った事をしてるんだけど、台詞をしゃべる演技はまだ厳しいかな。

「レッド・ステイト」「夜明けのゾンビ」

2本ともみんな大好きシアターN渋谷で開催されているシッチェス映画祭ファンタスティックセレクション上映作品。

レッド・ステイト
カルト教団の本拠地での信徒と警察の戦いを描いた作品。カルトの恐怖を描くのかと思ったら、怖いっちゃ怖いんだけどね、それに対する警察組織のほうがもっと酷かったって感じ。銃撃戦はなかなかの迫力なんだけどキャラクターの掘り下げが浅くて、誰が撃たれても「おー撃たれたねー」程度の感想しかわかないのが辛い。せめて警察側の指揮を取るジョン・グッドマンのキャラクターくらいは長過ぎる教団の説教シーンを削ってでも掘り下げて欲しかった。



「夜明けのゾンビ」
アメリ南北戦争時代にゾンビが現れてたら、みたいなお話。単発式の銃と動きののろいゾンビは相性がよろしいんだけど、その面白みをうまく使ったシーンがほとんどなかったのは残念。話も冗長で無駄なスローやイメージシーンが多かったのは観てて正直しんどかった。最後に現代につながる何かがあれば「おっ」と思えたんだろうけどなぁ。

「EVA」「人狼村」「ザ・レイド」

以下2本はみんな大好きシアターN渋谷で開催されている、シッチェス映画祭ファンタスティックセレクション上映作品。


「EVA エヴァ
物語はありきたりだけど舞台設定とロボの馴染み方はなかなか。雪の中を歩く多脚ロボ萌え。



人狼村 史上最悪の田舎」
悪くない。人狼はユニバーサルっぽいデザインだし、笑い多めの展開は中だるみせず。大落ちはちょっと余計だったかな?犬かわいいよ犬。



ザ・レイド角川シネマ有楽町にて。
バイオハザードを格闘技のみで進めたら?みたいな印象。ストーリーは味付け程度でとにかく格闘、格闘、また格闘のフルコース。主人公も敵もとにかく強ぇえ。格闘観たけりゃ必見。アジア格闘祭りを観た後でうまいパッタイを食べる至福感ったらないね。有楽町ビックにある角川シネマでザ・レイドを観て、下の階にあるタイ料理屋のマンゴーツリーカフェで食事するのは良い流れっす。角川シネマはビックポイントカード見せればいつでも割引価格でよろしい。

「コンフィデンスマン」「エクスペンダブルズ2」「宇宙刑事ギャバン」

「コンフィデンスマン」みんな大好き銀座シネパトスにて。



エクスペンダブルズ2丸の内ピカデリーにて。



宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」新宿バルト9にて。

ニューヨークコミコン2012 part2

■13日(土)

この日は朝から会場へ。雲ひとつ無い晴天の中、会場に向かう途中にあった屋台でチョコチップカップケーキとコーヒーを買い歩きながらの朝食。

とりあえず昨日アーティストアレイで発注したを受け取るか〜と向かったらどこも上がっておらず午後また来てくれという話。仕方が無いので昨日の続きからアーティストアレイを見ながらまた何箇所かでイラストを発注。
IGNシアターでの「キャリー」と「エビルデッド」のパネルが始まる時間になったので向かったものの会場はすでに満員で入れず。会場隣のスペースでパネルをスクリーン上映するというので仕方が無いからそこで鑑賞する事に。クロエ・グレース・モレッツはかわいく、ブルース・キャンベルはやはり変なおっちゃんで、同じ場所に居れるというだけでもそれなりに満足度は高かった。


アーティストアレイで発注してたイラストを回収し、続きを見ていたらパフォーマンスを見に行くために会場を出なければ行けない時間になったので会場を後に、、、と、その前に自分のドルが無くなりそうなので会場内にあるATMを使ってみたんだけどこれがどうにもうまくいかない。後ろに並んでた人にも手伝ってもらったけどやはり駄目。時間も無いのでとりあえず会場を出た。

旅行前にチケットを取っておいたのは東15丁目にあるDaryl Roth Theatreで上演される「フェルザブルタ」。開場時間まで最寄のスタバで時間をつぶした後入場。
http://fuerzabruta.net/
これは観客がオールスタンディングで鑑賞するパフォーマンスショーで、客が居るスペースの中央だったり、周囲だったり、いろんな場所でパフォーマンスが行われるのでその度に客が移動させられるのが面白い。圧巻だったのは天井いっぱいに吊るされた(多分)アクリルで出来た水槽の中に人が入って行うもの。多分くるぶしくらいまで水が入ってる中をバシャバシャと数人の女性が動き回り、それを光と音で演出する感じ。最初天井の高さにあった水槽がどんどん下りてきて手を伸ばせば届く高さまできた時は、その圧迫感と上で跳ね回るパフォーマーの衝撃でしなるアクリルのたわみもありなかなかのスリルだった。最後は客席中央にパフォーマーが下りてきて上からシャワーのように水がかけられる中ダンスするんだけど、当然周囲のお客も誘われるという流れに。で、誘われましたとも。踊りましたとも、ブルースブラザーズの格好で荷物を抱えたままびしょ濡れになりながら。やはりびしょ濡れのパフォーマーとハグしてさらに濡れましたとも。こういう誘いを断ると「やっぱ日本人はのり悪いわ」と思われるのがしゃくなので絶対断らないように心がけているのだ。まぁ、一晩吊るしておけば服もなんとか乾くだろうしね。内容も含めなかなか面白い経験だった。


夜食は劇場近くにある寿司屋の「ジャポニカ」へ。ここは内装も店員さんの服装もちゃんとした「日本」で、もうちょっと変な日本を期待してた部分では残念だったけどハバネロを混ぜ込んだ鉄火巻やおなじみカリフォルニアロールなど、海外らしいメニューはしっかりあったのでそれらを注文。こちらも残念ながら?どれも美味しく「しっかりしてはる!」と思った次第。
http://www.japonicanyc.com/




食後はやはり近くにあるマニアショップ「フォビドンプラネット」を冷やかす。店はそれほど大きくないものの玩具、雑誌、アメコミ、映像ソフトとコンパクトにまとまっていた。
http://www.fpnyc.com/


少し歩いて店名と同名映画の舞台でもある1番街沿いにある「コヨーテアグリーサルーン」へ。
http://www.coyoteuglysaloon.com/
あまり街明かりがないあたりにある店はそれほど大きくない。入り口を通ると中に大男がいておなじみのID(パスポート)チェック。後は好きな席で酒を飲むだけである。ここは映画の通り、カウンターの上でずーっと2〜3人の店員orお客の女性が曲に合わせて踊っていて、カウンターで飲んでるとなかなかの迫力。缶ビールなら1本2$くらいで飲めるので、ここでだらだら飲んでられるなら毎日通いたいくらいだ。カウンターで飲んでると踊ってた姉さんにひょいとサングラスを取り上げられた。いたずら心で取って自分でかけようと思ったんだろうけど俺のサングラスは度入り。かなりびっくりしてたけどそれでも踊り続けたのには拍手を贈った。店内にあるテレビではヤンキース戦が流れていて、ヤンキースが点を入れると盛り上がるのにはさすがニューヨークと思った次第。



■14日(日)

この日も快晴。朝早めに起きてホテル内にあるATMでキャッシングを試したら成功。どうやらコミコン会場で使ったカードはキャッシング設定がされてなかったようだ。トホホ。複数枚持ってきておいて良かった。コミコン会場内ではカードがほぼ使えないだろうと思い現金を結構持ってきていたんだけど自分の物欲をなめちゃいけないね。ちなみに大き目のブースではカード利用可で、アーティストアレイでもiPhoneにカード読み取りの機械つけて対応してくれたりする作家さんはいた。でもやはりほとんどは現金払いで会場内にATMがあるのも納得である。

ホテル近くのデリで簡単な、といっても結構ボリュームのある朝食を食べてから会場へ。この日は開場まえに会場に着くように向かったんだけど、当然ながら結構な入場待ちの行列が出来ていた。入場券には一般券とVIP券というのがあり、VIP券だとこの列に並ばなくても入場できたり特別グッズがもらえたりする。こういうのはコミケワンフェスでもやってみていいかもね。


入場してすぐ3階の大きな2エリアのもう一方、こちらはなんとなくワンフェスっぽい雰囲気のブースが集まってるエリアでオリジナルの立体フィギュアやアパレルが目立った。少し前に日本でも発売された脳波で動く「ネコミミ」がブースを出していて、これが凄い人気で結構なお値段がするにもかかわらずかなりの人がつけていた。あとは大きなナムコバンダイのブースがあったりBTTFのデロリアンバットモービルが展示されてたり。



ここをひととおり見た後はしばらくN君と別行動。自分は現金に余裕が出来たので、うへへ、アーティストアレイで買い物をしたり3階を冷やかしたり。

クリプトンのパネルを見るため会場前で合流。英語だったので細かい内容ははっきりしないけどヴォーカロイドの特徴説明とカイトとミクの英語版発売発表って感じかな?満席だったんだけど入ってた人の大半は多分もっと映像的な何かを期待してた気がする。最後の質疑応答の中でミクのライブをニューヨークでやって欲しい、って要望が出た時かなり盛り上がってたからね。マジソンスクエアガーデンとかでミクのライブをやったら快挙だと思うけどな。

閉会時間の17時まで3階を冷やかしながらレイヤーの人と写真を撮る。期間中かなりN君に自分とレイヤーさんの写真を撮ってもらい申し訳なかったのでせめて最後はと、N君の写真を撮りまくった。レイヤーさんだけの写真なら帰国した後で検索すればいくらでもうまい人が撮った写真を見つけられるけど、自分たちが一緒に映ってる写真は自分たちだけの物だからね。

名残を惜しみつつ会場を後にし一度ホテルへ。荷物を置いてBBの衣装から普通の服に着替えた後ロックフェラーセンターに行くためホテル近くの地下鉄駅へ向かう。ここでまたまた痛恨のミスが発生。地下鉄の改札と間違えて鉄道の改札に入ってしまったのだ。どうも電車の形が違うのと、走って乗り込む人が居るからなんとなーくおかしいなと中に入ってから気づいた次第。今回の旅行は地下鉄での失敗が多かったなぁ。

ロックフェラーセンターの屋上は「トップ・オブ・ザ・ロック」と呼ばれていて一般客もチケットを買って入ることが出来る。今回の旅行では夜はこちら、昼はエンパイアステートビルに登ろうと決めていたのだ。
http://www.topoftherocknyc.com/
地下のカウンターでチケットを買うとエレベーターに乗れる時間まで少し間があったので、待ち時間に近くにある有名なスケートリンクを見に行く。さすがにまだクリスマスツリーは立ってなかったけどね。


エレベーターで上階に上がる前に、ロックフェラーセンター建設中の鉄骨に座る作業員たちを撮った有名な写真風に撮れる記念撮影スペースで写真を撮ってから上へ。エレベーターの天井に歴史映像が映る演出をほえーと見てるとあっという間に上階に到着。ここは柵のかわりにに透明な板で屋上が囲われてるのでさえぎるもの無く景色が見えるのだ。夜こっちに来ようと思ったのは光るエンパイアステートビルが見たかったから。真正面にズドンと生えてるエンパイアステートビルはイルミネーションが白1色でちょっと花が無かったもののなかなか綺麗。ついでにクライスラービルもーと思ったらこちらは他のビルが邪魔でしっかり見えなかったのが残念。
この屋上は3層になっていて下層から中層まではエスカレーターで上がり、中層から上層までは階段で上がる。上層は透明な板も無いので写真を撮るならここまで上がってからの方が綺麗に撮れる。さすがに高層なので風が強く、帽子がふっとばされそうでかぶってられなかった。
ニューヨークの夜景は東京と違いオレンジ色のやわらかい光なのが温かみを感じて好きだ。でもなんでオレンジなんだろうね?予算の問題か?


写真列
ル・ルレ・ドゥ・ブニーズ・ラントルコットでステーキ
http://www.relaisdevenise.com/newyork/
1駅早く降りる
一度ホテルへ
リックス
http://www.ricksnewyork.com/
プライベートダンス騒動
荷詰め



■15日(月)

この日は曇りのち雨って感じの肌寒い天気。

キャッチに声
エンパイアステート


5番街
ヤンキース
国立図書館
セントラルステーション
オイスターバー
http://www.oysterbarny.com/


チーズケーキ
http://www.juniorscheesecake.com/

ホテルへ
ハロウィン
迎え
韓国人ドライバー
放射能
チェックイン
荷物預け
出国審査
ドル使い切り
飛行機



■16日(火)

帰国