08大晦日から09の1/4の間、自宅で遊んだゲーム

毎年晦日から正月にかけてはウチに入れ替わりたちかわり人が来て、常に人が4〜5人いる状況なので、今年は虫垂炎の手術後で自分があまり出歩けない事もあり、散々ゲームにつきあってもらいました。



ドミニオン(最初のゲームセット):4人
とりあえず4人揃ったので話題作のこちらを。インストが簡単に済むゲームは優先順位があがりますね。このゲームは僕がゲームに参加してなくても、僕が寝てる時ですね、遊ばれていたので受けはよかったと思います。



・象のトランペット:4人:3回
吹き戻しを使ってくるくるまわる木から枝を絡め取るゲーム。もーね、これほど馬鹿な行為はそうそうないね!ってくらいばかばかしいゲームですが、ゲラゲラ笑えることは請け合いです。勝ち負けなんてどうでもいいんですもん。吹き戻しで人の吹き戻しを攻撃するこっけいさったらないですよ、ええ。



パンデミック(初級):4人:2回
1回目は敗退、2回目でクリアしました。多人数でクリアするパズルのようなものですが、「ギャー!アジア、ホットホット!!」などと叫びながら遊べば、それほどシステマチックな感じにはならないかと。



ブロックス:4人:2回
まだこれを遊んだことがない面子だったので久しぶりに出してみました。見ただけでルールが判るゲームは素晴らしいですね。



クイーンズブレイド・ザ・コロシアム:5人
目ざとく棚にあるのを発見されたので、後で遊ぼうと思っていたけど早めに登場させました。まずバッティングゲーム的にカードを出して駒の移動可否と行動順を決め移動して女王を攻撃、ダメージを与えたら得点できます。女王を攻撃する以外に、自キャラの服を脱がせ、袋から得点チップを引くことでも得点できます。こうして女王の体力が0になったらゲーム終了、高得点の人が勝ちます。
結構展開が速く、脱ぐ間もなく女王が弱っていくので、後半「俺脱ぐよ!」「俺も俺も!」とみんなが脱ぎだすのが笑えました。
ルールで間違えやすい点として、女王からダメージを受けたらその枚数のカードを捨てる、というのがありました。良く考えれば間違えないとは思いますけどね。
ゲーム終了時、同点の場合はどうするかがルールに記載されていないので、適当に決めておいた方がいいかもしれません。
思ったよりしっかりした内容のゲームでした。



・マニラ:5人
密輸でもうけるギャンブルゲーム。今回は競りクラッシャーが参加していたのでその点ではうまく回りませんでしたが、そんな状況でも賭けや海賊の要素だけで十分楽しめたのでやはり良いゲームです。



・凧あげ:4人
ゲームではありませんが、毎年荒川土手で凧あげもしております。2日にやったんですけど、僕はその日の午前中に病院で抜糸をしたんですね。そしたらまんまと凧あげ中に傷が開きまして、腹から体液がどんどこ出てきたのが笑えました。速攻で病院に行きましたけど。腹から何かが溢れてくるなんて経験はそうそうできないと思うので、ある意味面白かったです。凧あげに同行したメンバーには心配かけて悪かったと猛省はしていますよ、ええ。



めざマシーン:4人
すごろくで玉とコースの途中にある穴をふさぐためのフタをゲット、マシーンを稼動させられる分だけ集まったらマシーンにチャレンジ、ゴールできたら勝利!いえーい!という内容です。
コンセプトは悪くない。だがマシーンのクオリティとすごろくの出来が最悪。1回休みや人の駒を下げるなど攻撃的なマスが多く、なおかつ玉を取れるチャンスが少ないのでメインであろうマシーンをなかなか動かせない。どう考えてもちゃんとテストプレイをしてるとは思えないお粗末な出来。ほんと、コンセプトは悪くないだけに残念すぎます。



・スパゲッティゲーム:4人:4回
各色、フライパン下から伸びてフォークに繋がる紐が付いていて、それを「スパゲッティ!」の声とともに各色を担当するプレイヤーは一斉に盤上に投げます。盤上には紐がごちゃっとからまった状態になる訳ですね。次に順番に1つずつ、ピーマンやトマトの具材が描かれたペグを紐を動かさないよう注意しながらボードに差し込んでいきます。全部差し込まれたら準備完了。手番では具材の描かれたダイスを振って出た具のペグを1つ抜きます。こうしてペグを順番に抜いていく事で紐がペグにからまらくなり、最初に紐をフォークで全て巻き取れた人の勝ちです。
古いゲームなのでどうせ、、、と侮っていましたけど、HABAが出していてもおかしくないくらいギミックの凝ったゲームでした。
なんせ4ゲームくらい遊びましたから。なにをするにも「スパゲッティ!」と叫ぶのが狂っていて良い雰囲気でしたよ。



・スパイレイガン作戦:4人
自国から出発し他国のマスを通って一周できたら勝ち。自国のマスにトラップを仕掛けたり、秘密兵器で攻撃したり、ボード中央にどでんと構えるレイガンで狙ったりと、妨害の手段が多彩で面白かったです。レイガンを使うタイミングがそれほどなく、こいつ、いらねぇんじゃね?とは思いましたけど。
まぁこういうのは存在することに意義がありますからね。大人ですから許しますよ、もちろん。



・宇宙戦士ゲーム:4人
敵陣を突破して悪の大王をやっつけろ!という感じのすごろくです。駒がとにかくビカビカしてたので買いました。あと変な敵ロボカード。パチモンのガンプラみたいなのが大好物です。ゲーム内容はまぁ、うん、古いゲームだしね、思ったよりは健闘したかな?人を選ぶ、みたいな?誰が選ばれるのかは知りませんけど。



・グーチョキパーゲーム:3人
英題は「ロックペーパーシザーズ」、まんまですね。写真に写ってるメカでじゃんけんをして、勝ったらボードに駒を置いて陣地を広げます。最終的に陣地の広い人が勝ち。ただのじゃんけんなのにメカ、ちゅうても岩と紙とはさみが描いてある札の後のボタンを押すとペコっと札が立ち上がるだけの物、でするだけで妙にテンションが上がったのは何故なんでしょうね?異国の香りがそうさせたんでしょうか、わかりません。
答えのわからない人もグーで手を上げるという先生の地味な優しさプレイは全国共通であるんでしょうかね。



くるりモグラ:5人
レベル3になると頭が爆発しそうになりますね、これ。モグラがくりんとされるたびに「ちょっ、おまっ、、!」という声があがるのがいい感じです。



・シッティングダックスギャラリー:5人
アクションカードを使って盤上に標準を置いたり、列を前進させたり、当然射撃したりしつつ、自分の5匹のアヒルを守りぬけた人の勝ち。「他のアヒルの後に隠れる」「早撃ち」などのアクションカードバリエーションが多くあり、展開が読みづらいゲームです。自分のアヒルが全滅してもアクションカードを使えるので、最後の2人になった時、どちらを勝たせるかは先に全滅した人の気持ち次第って感じになるので、途中で地味に恩を売っておく必要もあるのがなんともかんとも。ややルールがまとまりきっていない感はありました。



・パトリツィア:5人:2回
シンプルなルールなんだけど、塔の優劣のつけ方がどうにもうまく伝わらず、最後までピンと来てない人がいましたね。そこら辺もあって2ゲームしたんですが、それでも頭に「?」が浮かんでる人がちらほらいて、インストの難しさを痛感した次第です。



・ドン・ペペローニ:5人
選挙ゲームです。活動員駒を動かして各家を訪問し、賄賂のお金を置いていく。1つの家に規定数お金が置かれたら公開、大きい額を置いているプレイヤーがその家の票を得る。確定した家の票を奪える政治家やガンマンなどを活用しつつ、8ターン過ぎた時に一番票を獲得したプレイヤーの勝ち。バッテイングゲームの割になかなか結果が出ないので、ある程度ゲームが進まないと雰囲気がつかめない感じがありましたね。一度ざっとテストプレイをした方がよさそうです。悪い内容ではないんですけど。



・ギフトトラップ:5人:2回
知ってると思ってる人の事を意外に知らなかったり、意外な人が自分の事を判ってたりと、やはりこれはコミュニケーションツールとして最高のゲームですね。自分の身の丈が、やはり黄色か赤カードレベルというのを自覚するのは切ないですけど、うしし。



バックギャモン:2人
昼前に自分以外1人しか起きていなかったので2人用のゲームを出してみました。バックギャモンは1度くらい遊んでおいてもいいと思いますよ。



銅鍋屋:2人
少し前にのぶさん宅で遊んでルールを思えていたので出動。だが惨敗。絵柄がさっぱり覚えられなかった、くぅ〜〜〜〜



・サメ警報:3人:6回
笑いと同じく、繰り返す事で面白さが判ってくるゲームです。回をこなすと人の伏せ札がサメかイルカかなんとなく推理できるようになり、そうなると面白さが加速しますね。



・ギャラクシートラッカー:4人
1回の航海で終了。ちょっとインストに失敗しました。コネクタの違いやダメージの受け方はしっかり説明しないと駄目ですね。失敗失敗。



・ソーリースライダーズ:4回
これ、4方向で遊ぶより1本の長いコースで遊ぶほうが断然面白いです。難易度は上がりますけど、爽快感や達成感もグンとあがりますよ。コースが長いとガッツポーズも飛び出しましたからね。



・海賊だ!決闘だ!お宝だぁ!:3人
船上に置かれた大2つ、小2つ、4つの宝箱の前に、条件にあった手下をラウンド終了時に置けていれば得点できます。大の前には大きな手下、小の前には小さな手下がその条件。ですが1つの跳板には3人までしか乗れませんので、後から手下が来ると前にいる手下は海に突き落とされてしまいます。1ラウンドごとに与えられる12ポイントの移動力を使い果たした人が2人出たらラウンド終了。条件に合ってる手下の分、袋から宝物を引けます。こうしてラウンドを進めて袋の宝がなくなったらゲーム終了、宝を沢山持ってるプレイヤーの勝ちです。
とにかく船のコンポーネントがすごいです。でも、はったりは効いてるもののゲームするのには中央のマストがめっさ邪魔なので、すぐはずしちゃいましたけどね。
宝の数が同数の場合、宝をくっつけて並べて長かったほうが勝ちというルールは馬鹿馬鹿しくて気に入りました。



数独:3人:2回
数独のルールに従って数字タイルを置き、置いたタイル以外の置いたグループにあるタイル数+置いた行にあるタイル数+置いた列にあるタイル数が得点になります。こうして各プレイヤーが順番び置いていき誰かが置けなくなったらゲーム終了。高得点の人が勝ちです。淡々とこなしていく感じですね。なんせ手札1枚ですもん。ビタッと良い所に置けた時は地味にうれしかったですけど。
ボード裏面は子供用になっていて、こちらは動物タイルを使います。キリンが窮屈そう、というかなぜ動物がこの6種類なのやら。
数独のルールを理解するための教材としてはいいんではないでしょうか?ゲームはしたいけどあまり考えたくない時とかにいいのかも。



・バウザック:3人:2回
積みたがりがいたのでゲームとしてはあまり成立しませんでしたが、その分がんばって積んでくれたので笑えました。積木はロマンがありますね。



コロレット:5人:3回
こちらも久しぶりに稼動。6枚取るのが大事というのはわかっちゃいるんですが、どうしても3枚全部欲しいものが出た列を取りたい夢を追ってしまいます。



・王と枢機卿:3人
こちらも久しぶり。枢機卿駒は初プレイだとたぶん置き所が良く判らないので、枢機卿の得点で勝ってしまうと申し訳ない気持ちになりますね。まぁ勝ったからこんな事を言ってるだけで、自分もいまいちピンとこないままプレイしてましたけど。



ヴェンデッタ:3人:2回
バックギャモン的な駒の進め方で自分のボスと手下を進め、最初に一周して自分のアジトにボスを帰せば勝ちです。駒がHITと書かれたマスに止まったらボード中央のテーブルを回し、止まった時テーブルに置かれたギャングが差したマスにいる駒は打ち殺されます。HITマスはとにかく沢山あるのでテーブルはギュンギュンまわります。ボスと手下が同じマスにいれば手下が先に死ぬので、うまくセットで動かしていくのがポイント。まぁそうそううまくはいきませんけどね、うひひ。
1回目は速攻でポスを殺された人が出たので協議終了して2回目に。今度は銃弾飛び交う中ボスが全力疾走して1周、綺麗に終わりました。
負け抜けゲームなのでそうそう出せませんが、雰囲気のあるゲームです。



・乗車券メルクリン:5人:1回
乗車券の決定版という話もちらほら出ているメルクリン。今回は勝てました。インスト時の失敗として、乗客の動かし方を1手番につき1駅しか動けないと思っていた人がいた、目的地カードは最初に引いたカードでも、途中で目的地カードを引いた際いらないカードは捨てられると思っていた人がいた、などなど。
あと、今回は列車駒の得点をゲームが終わった時点でまとめて数える形でやったんですが、それだとモチベーションが上がらないから今度は置く都度得点計算してと言われましたね。これはもっともな話なので今度はそうしようと思いました。



ドミニオン(大量の金セット)
最後に違う王国カードセットで再度ドミニオンを。このセットはその名の通り金回りがいいのでどんどこ買い物が出来、得点カードもハイスピードでなくなっていくので、短時間で終わるのが好印象。全員このセットは初めてでしたが、なんせスグ終わるので3ゲーム続けて遊びました。

今年の正月は僕が手術のせいもあってあまり出歩けない分、出かけないでも遊べるボードゲームをたくさん遊ぼうと気を使ってもらった感もあり、大変感謝しています。こんな正月がこの先も過ごせればいいなぁと願うばかりですね。ありがたいこっちゃ。