第37回 KBG部

今回は四谷ひろばの図書室を借りてのゲーム部。前回の教室と違い椅子が木製だったり、一面にある本棚には絵本が並んでたりと、いっそう趣のある空間でよい感じ。


・メイクンブレイクEX:複数
最近買ったこれを早速持ち込み。この時は人待ちをしてた都合上、下手にゲームに混じる訳にもいかなかったので大変役立った。このゲームは勝ち負け関係なく、ただチャレンジするだけでも面白いので、適当に空いてる人をつかまえては「ハイ座って」「はいカードの通りに組んでね」「スタート!」で、誰でも遊べるのがとても良い。積木が木製で無い所やその小ささが悪所と言われているけど、それほど気にならなかったかな?


・オン・ザ・ドッツ:4人
複数のドットが描かれた透明なカード4枚を組み合わせて、いち早く場に出されたお題カードと同じに出来ればそのカードがもらえ、5枚先取で勝利。透明カードは表裏どちらも使えるので、ややこしさがいっそう増して面白い。この時は難易度を下げるためお題カードを2枚出して遊んだんだけど、簡単な方を作っていると先に作られて取られてしまい「何でそういうことするの!」なんて言葉がつい口に出てしまったりして、パズルゲームの良いカンフル剤になっていた。


・ウム・コッフ・ウンド・クラーゲン:5人
全員がダイスを順番に振っていき、合計値の高い人が場のコインを全て取る。コインが無い時(最初にダイスを振るにも、手番で振り直しをするにも、場にコインを出す)は、手札の得点カードを競りに出してコインを集める必要が出てくる。こうして手札が動いていき、25点先取した人の勝利。中途半端なことをしているとスグジリ貧になり、搾取されるままになるので、思い切って行かないと駄目。そうはいってもダイス運という所もあり、勝負どころの見極めが肝心なゲームだった。


・イリウム:4人
手番でやることは自分専用の山札から1枚オープン。そこに描かれてる1〜3人の人影分、自コマをまとめて1つのマスに置くだけ。こうして順番に置いていき、発掘現場同士を結ぶマスが全て埋まったらその場所は確定。ルールに従って発掘現場の宝物を取っていく。こうしてカードが全て無くなるなどの終了条件を満たしたらゲーム終了。宝物による得点計算をして高得点の人が勝利。カードのめくり運はあるものの、コマはどこにでも置けるので考え所が多く、単純なルールな割に重めの印象を受けた。それでも盤面ににぎやかにコマがわらわらと置かれていく様子は楽しく、長考のさえ注意すれば長いゲームでもないので、まだまだ出動させていきたい次第。この時はルールを間違えていて、正規の遊び方とはずいぶん違った雰囲気にはなったけど、まぁ変わったテイストになりはしたかな、とほほ〜


・トラッカーズ:5人
全員同じ組の数字の書かれた手札から1枚出して一斉に公開、先頭のコマから順に手札の数字分動かし全員動かしたらコマが止まってるマスのタイルを1枚取れる。重要なのはこの時、2つのコマが同じマスに止まった場合は後から入ったコマしかタイルを取れない事(例外有り)。なので適当に手札を出してると、全然タイルが取れないなんてことも。タイルには荷物の絵が描かれていて、これをトラックに積み込む事で得点が発生するんだけど、この積み方や積むタイミングも良く考えないと積み残しや空荷のトラックが発生してしまい、それらで失点する羽目になる。考え所はかなり多いものの基本はバッテイングゲームなのでそれほど重い印象も無く、華やかなイラストが雰囲気を出していてとても良かった。この時は専用シートを使って遊んだのでさらに良い雰囲気に。このシートは是非手に入れたい次第。


・フェットナップ:3人
おなじみ?地雷踏みゲー。緩めのメモリーゲームながら適度な緊張感もあり、やはり面白い。


ギャロップロイヤル
競りとレースの2パートを繰り返して6レース終了後、お金を沢山持っている人の勝利。先行してると後退させるカードで全員からドンドコ下げられたり、小さい目の積み重ねでゴールする人がいたりと賑やかな展開だった。毎レース賞金の額は決まっているので競りの相場は判りやすいゲームだとは思うけど、やはりざっくりした入札をする人もいたので競りゲームは難しいなーと思う。


・そっとおやすみ
手番では手札から1枚を隣の人に渡すだけ。これを繰り返して4つの絵柄が揃ったらそっと場に手札をふせる。それを合図に全員が手札をふせ、ふせるのが一番遅かった人が「おねむちゃんカード」を一枚獲得。これをおねむちゃんカードが無くなるまで続け、一番カードを集めた人がおねむちゃん、というゲーム。重要なのは絵柄が揃ったらそれ以降なら手番でなくてもふせて構わないというルール。これによって、なんとなくカードのやり取りを目で追っていたりすると、いきなり誰かがふせたりするので気が抜けない。加えて混乱するように無理やりにでも適当な会話が交わされたりするので、いっそう判りづらくなる。おねむちゃんカードを取ると「もうおねむですかー」などという言葉攻めを受けるので、それだけは避けたいところ、、、だったんだけど、終わってみれば結局自分がおねむちゃん。無念。一瞬にしてラウンドが終わる事も多々あるので、カードを切ってる時間の方が長い気もするけど、気楽に遊べる良いゲーム。


・ココタキ
動物の描かれたカードをウノのように場に出していき、手札が無くなったら勝利。手札を出す時は牛なら「モー」、犬なら「ワン」と鳴き声を言わなくてはいけないんだけど、赤いカードの時だけは鳴いちゃ駄目。でも赤いニワトリだけは「ココタキ」と言う、などの変なルールが混乱を招いて面白い。今回は一番簡単なルールで遊んだので間違える人はほとんど居なかったけど、上級ルールもあるので、そちらだと結構厳しいかも。子どもと一緒にワイワイ遊ぶのが一番楽しそうなゲームかな。


会が終わった後はいつもどおりの飲み会。手術後初めて量を気にせず飲んだけど、まぁ大丈夫みたい。今回は遊んだゲームが少なめだけど、十分休日を満喫できたのでヨシ。