1/31 第48回KBG部

今回から部長が育児休暇?に入ったため代打で開催。しばらくは動ける人間で回していく形になるかな。

・ポケットロケット:4人
手札をやりくりしつつロケットを作って得点するゲーム。手札制限がきついのとロケット土台の引き運まかせな部分が大きいので、ちょっとバランス悪いかなーとも思うけど、手軽さとロケットを作るというテーマはやっぱり魅力。ベルトコンベアの向きは毎手番しっかり確認すべし。



・幻聴妄想カルタ:6人
幻聴や妄想の酷い人が作った文章とイラストを用いたカルタ。そのまんまだ。ゲーム自体はただのカルタなので内容の面白さ次第なんだけど、今作のどれも精神が不安定になりそうな内容はなかなか良かった。若松組大人気だ。



投扇興:2人
土足禁止の部屋を借りたので新年一発目ということもあり、久しぶりに投扇興を座布団かかえて持ち込んでみた。そのかいあってか多くの人に遊んでもらって嬉しい限り。扇を投げる様子が珍しかったのか、KBG以外の四谷ひろば利用者の方もなんだなんだと覗き込んでいた。そんな中、ちょろちょろっと入ってきては座布団に座って扇を構える子どもがひとり。聞けばこのこ、投扇興の銘をそらで言えるほどの経験者で、その貫禄さえ感じる投げっぷりには感心するばかりだった。



・クラウン:6人
人数分ある幅の広さが違うタイルを、ダイスを順番に振って取っていく。1が出たら幅の狭いタイル、3が出たら中くらいのタイル、という風に取り、人がすでに取っているタイルの目が出たら横取りできる。こうして全員がタイルを取ったらその種類のタイルは終了。次の種類のタイルでまた同じ事をして、、、と繰り返し、ピエロの体が完成したらゲーム終了。高さを比べて一番背の高いピエロを作った人の勝ち。シンプルだけどタイルの奪い合いや、奇妙な姿のピエロが出来上がっていく様子はとても面白かった。ダイス目が悪いとなかなかゲームが終わらないのもご愛嬌。



・旗源平:30人くらい
金沢の伝統ゲームを草場純さんが持ち込んでくれたので、その時点の参加者全員で遊んでみた。2チームに分かれて2個のサイコロを振り合うだけの単純なゲームなんだけど、独特の掛け声や得点システムの効果もあり、非常に盛り上がった。これだけ大勢でゲームをするのは、一時期遊びこんでた「人狼」以来。そういう部分でもとても楽しいひと時だった。



・象のトランペット:4人
インパクト大のこちらも持ち込んでみた。自分が見てないところでも遊ばれていたようでなにより。こういうのは見てるだけでも面白いけど、遊んでなんぼだからね。こんなキワ物ゲームでも、段々上達してくるとうれしいもんだしなー。



・スクイント:6人
出題者が様々な図形の描かれたタイルを利用して、時間内に他のプレイヤーに答えを当ててもらうゲーム。抽象的なカードを組み合わせて物を伝えるのはなかなか難しく、タイルを動かしたり、立てたり、工夫しながら必死になってる姿をみてるだけでも笑いがこみ上げてきた。とっても良いコミュニケーションゲームである。



・あーぎ!てくと:6人
かぎんぐ!などの決められた原始語とゼスチャーのみを使って、お題カードに描かれたとおりの建物を仲間に建築させる、チーム対抗で遊ぶゲーム。必死に変な動きをせざるをえない出題者になるのも滑稽で面白ければ、建材の建て方が間違ってると2回、あってても1回、かならずビニールで出来たこん棒で殴られる作り手側も妙に面白かった。



・原始の生活:4人
んー「それはオレの魚だぜ」上級者バージョンって感じ、かな。場が広いんで序盤は好き放題できるけど、いつの間にか動けなくなってる感覚は同じ。なくならない「道路」タイルや、ワープできる「トンネル」タイルがある分、ギリギリまで意外に動ける。マンモスを無理して倒すよりツボや首飾りの貴重品を集めた方が良い気もするけど、タイルの並び次第かなぁ。ちょっとぼんやりしたゲーム感。



・11ニムト:3人
場札より大きい数字のカードをどんどん出していき、手札を最初に無くした人の勝ち。出す時の縛りとして10差までのカードしか出せず、出せない場合、あるいは出したくない場合は捨て札の山1つを引き取って手札に加える。誰かが引き取るたびに捨て札の山が2つずつ増えていくので、カードを捨てやすくなる仕組み。山を引き取る時、条件を満たすと連続捨てが出来るようになり、一気に逆転も狙えるシステムは面白い。ただ3人で遊んだためかイマイチ締りの無い感じの展開になってしまい、ちょっと空気がどろんとなった。



ワードバスケット:6人
子どもたちが参加してるので「いっちょもんでやるか!」と久しぶりのこのゲームに参戦。まぁ、辛勝、かな、、、。すぐ理解できるシステムと、声を出さなければはじまらないので自然と場が盛り上がるゲーム性はやはり素晴らしい。このゲームをアルファベットで作るのは難しいかもしれないな。



・NUR MUT:6人
両面に違う数字の書かれたカードを使うゲーム。手番で自分の前にある山札の一番上のカードを場に出すかパスするかしていき、最初に山札をなくした人の勝ち。カードは3箇所ある捨て山のどれかに出せればいいんだけど、数字が1差のカードしか出せない。出せない、あるいは出したくない時は、パス以外の選択肢として「NUR MUT」を宣言し、一番上のカードをひっくり返すことができる。成功すれば連続手番が行えるけれど、失敗すると捨て山の1つを引き取らされてしまうのでハラハラできる仕組み。といっても運は運なので、場に緊張感がないとしらけてしまうかも。2人で遊ぶ方がもしかしたらいいのかもしれない。終わらないかもしれんけどね。



ケルトタイル:4人
このゲームは持ち運びやすさ、ルールの簡易さや悩ましさ、どの要素も優秀なゲームで大好き。得点計算がやや面倒だけど、十分暗算できる範囲なのでOKOK。数字じゃない要素で表現できればもっといいんだけどな。動物とか天気とかさ。



今回も大勢の人が集まって、丸1日遊びに遊んで楽しかった。閉会後はいつもの呑み屋でいつものごとく宴会。こちらも多くの人が集まってくれてうれしい限り。こういう集まりは1度途切れると回復がなかなか大変な部分もあるので、出来るだけ同じ空気を維持しつつ続いてくれればいいなーと思う次第。