「トランスフォーマー3」「メタルヘッド」「モンスターズ」「ハリーポッター最終回」「カーズ2」「トワノクオン#2」

おっつかないのでシンプルに。

トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」新宿バルト9にて、字幕3D鑑賞。
ストーリーはとっちらかってるし軍の作戦は適当だしサムは魅力ゼロだしでドラマとして褒めるところは無いんだけど、3作目にしてやっとトランスフォーマー達の見せ方を理解できたようで、彼らのアクションはとても画面映えして見ごたえがあった。ただ、トランスフォーマー側のドラマとしてメガトロンの扱いが軽すぎるのには納得がいかない。最後はメガ様とプップーの戦いを派手に見せて欲しかったなぁ。
3Dはかなり効果的だったので3D鑑賞を推奨。
■パンフレット
サイズ:A4正寸 色数:4C 監督インタビュー:有 キャストインタヴュー:無 プロダクションノート:無 レイアウト5段階評価(1低5高):3 総評:2 特記事項:コメントの替わりに記者会見インタビューがあるのが救い。グラビアやポスターでショックウェーブがやけに目立ってるけど、そんなに活躍してねーのになんでだろ?



メタルヘッドシアターN渋谷にて。
突然現れたメタル野郎ヘッシャーに少年や周囲が翻弄されながらもそれによって停滞していた世界が動き出していく様は、どこかノスタルジックなジュブナイル物って印象を受けた。物語の収束させかたも古典的な手法ではあったけど心地よかったな。
役者はヘッシャー役のジョセフ・ゴードン=レヴィットに尽きる。感情を表に出さずに飄々ととんでもないことをする彼を魅力的に演じていた。「インセプション」の役と比べると面白い。ヒロインのナタリーは今作では眼鏡+眉間のしわ少なめでキュート。
■パンフレット
サイズ:B5正寸 色数:4C 監督インタビュー:無 キャストインタヴュー:無 プロダクションノート:無 レイアウト5段階評価(1低5高):3 総評:2 特記事項:おいおい、伊藤政則のレビュー取ってるのはいいけど、関係者コメントが何にもないのは駄目だろ。



「モンスターズ/地球外生命体」シアターN渋谷にて。
地球外生命体が飛来してから6年後という舞台設定が面白い。ヒロインはともかく主役のカメラマンの性格付けがちょっと弱いというか固まってない感あり。エイリアンはあんまり出ないし派手なアクションも無いのでタイトルに釣られて観に来た人は肩透かしを食う可能性大だけど、道中で起こるちょっとしたアクシデントがアクセントになっていて印象は悪くない。ラストシーンで「あぁ、みんな生きてるんだよね」的もわ〜んとした感情を抱けたら負け、ってか勝ち。国境線に建つでかい壁のシーンが「炎と氷の歌」を彷彿させてテンション上がった。なんか、こういうのも箸休めにいいかもね。今年は特に。

■パンフレットなし



ハリーポッターと死の秘宝 PART2」渋谷シネパレスにて。
あの人の「ひや〜〜」とか「ふぉわ〜〜」って声を予告で何度も聞いてたんで、最後だけは看取ってやるかと途中すっ飛ばしてるのに鑑賞。それなりに知ってる先生や生徒がバタバタ死んでちょっと切なかった。あの人に関しては「蛇どっか隠しとけよ!杖がいうことキカナス、、、とか言ってる場合じゃねーよ!!」とハラハラしたよ、もー。まぁ、魔法玉がバンバン飛びかったり、ハリーとあの人がメグとノンみたいにバリバリーってパワーぶつけ合うシーンがあって満足。あれ笑うところだよな。ロンとハーマイオニーは爆発しろ。ネビルには拍手を送りたい。
■パンフレット
サイズ:A4変形 色数:4C 監督インタビュー:無 キャストインタヴュー:無 プロダクションノート:無 レイアウト5段階評価(1低5高):4 総評:2 特記事項:テキストがキャスト、スタッフともプロフィールだけで酷い。ほぼ写真集といっても過言では無い。写真はどれもかっこいんんだけどねー。まぁPART1のパンフに載ってるのかもしれないけどさ。




カーズ2新宿バルト9にて、日本語吹き替え版を3D鑑賞。
今作は1と違いメーターが主人公。彼が事件に巻き込まれつつ、自己啓発セミナーみたいな試練を乗り越える話。あれ、こんな話だっけか?無理やり色んな物を車に置き換えたり車に人間的アクションをさせたりする世界観は観ていて楽しかった。物語はライトニングとメーターの友情の行方、ペッパーたちが企む陰謀の捜査と大きく2軸で展開して、盛り込みすぎ感はあったもののカッチリまとまってたんじゃないかな。ワイヤー便利過ぎるけどね、たはは。あとフォーミュラーカーにダート走らせるのは無茶だろ。いろんな国をレースが転戦するんで各国の特徴的な車が出てたり、ペッパーたちは独特の形をしてたりと、車の事が判ればもっと楽しいんだろうな。
本編の前にトイストーリーの短編あり。これが短いながらも「3」の後日談的微笑ましい内容でとても良かった。ケンいいキャラ過ぎだよ。
吹き替えはマックミサイル役の芳忠さんとホリー役の朴さんが凄い良かった。メーターのぐっさんもとてもいい。ジローラモも微妙なイントネーションがたまらないね。カーズの吹き替えは抜群だよ。
■パンフレット
サイズ:B5変形 色数:4C 監督インタビュー:有 キャストインタヴュー:有 プロダクションノート:有 レイアウト5段階評価(1低5高):3 総評:4 特記事項:とにかく各車の情報、性格・排気量・車種など、がかなり載っているのでこれだけでも読み応えあり。Perfumeのインタビュー、ピクサーの歴史、トリビアなどもあり買って損なし。




トワノクオン 第2章 混沌の蘭舞」新宿バルト9にて。
推理物的流れの割に解決が適当だった感あり。政府側の攻撃方法にせよ、クオンの動きにせよ、ちょっと単調に過ぎるのでは。あと今回の植物能力者の変身後形態が駄目すぎ。あれは適当過ぎるだろ。物語のひきが弱いので脱落者が出そうな気がする。ただでさえマイノリティな能力者が苦労する話は結構あるんだから、もっと独自性を出してくれないとしんどいかな。
■パンフレット
サイズ:B5正寸 色数:4C 監督インタビュー:無 キャストインタヴュー:有 プロダクションノート:有 レイアウト5段階評価(1低5高):3 総評:4 特記事項:ラフスケッチやキャラクター設定など、キャラクターに関する情報多目。神谷さんのグラビアは存在が面白い。