第29回北新宿ボードゲーム部

ぽかぽか陽気の中参加。総勢何人ぐらいいたんだろ?とにかく沢山参加されてて、会として大盛り上がりだった事は間違いなし。時間のかかるゲームを遊んでると周囲の状況が把握できなくなるのが駄目な感じ。ゲームの善し悪しにはまったく関係ない話だけども。

遊んだゲームは以下。

バックギャモン
9時スタートだと思って会場に向かったらポツンと開場前にお一人の姿のみ発見。「アレ?」と思って近づくと「10時からですよ」との返事。ぎゃふん。ぼんにゃりしてるけどやる気満点の2人は、閉ざされた扉の前で野バックギャモンをやりましたとさ。これはこれで悪くないなーなんて思ったのは、頭がどうかしちゃってる証拠かねぇ?うしし。

・ねこネコ
場に並べられてるカードを1枚とって、その場所に1枚置く。それだけのルールなのに数字による縛りとちょっとした特殊効果(連続手番と1回休み)のおかげで軽めのジレンマを味わえる。カードに描かれてる動物の絵も可愛い、というか味のある感じでスタートゲームとしては悪くないかな?

・アンダーカバー2
次に遊んだのは推理ゲームの名作と誉れ高いこちら。自分の招待を隠して得点していくって部分は他の推理ゲームでも良く使われてるシステムなんだけど、途中でどれが誰のかを行動を見ながら推理、記入しておき、最後に答え合わせをして正解すればかなりの高得点をもらえるっていうルールが最高の味付けになっている。昔からあるゲームだけどいまだに売られ続けてるのも納得の好ゲームですな。

・テレパシー
紙とペンだけあれば何人でも遊べるこちらを8人程で。1人が「春といえば?」等のお題をだして全員が答えを記入。発表して1人だけと合ってれば5点、2人なら3点、3人なら1点、4人以上は0点って感じで得点していき全員がお題を出したら終了。高得点の人が勝利!っていう、いたってシンプルなルール。
だけど、それぞれが書く答えに対して「それはないよー」とか「通じあってる〜」なんて会話が自然に出て来るので、初めて逢う人なんかとコミュニケーションを取りやすい良ゲームなのです、ふふふ。

ユートピア
ボードに描かれた4つの島にやって来るゲストを自分の有利な場所に招いていき、建物を建ててもらいながら得点していくゲーム。誰を何処に持っていくか、建物の価値を上げるかはたまた下げるか、などなど悩み所は多いものの、手番でできる事は割と限られていてそれほど長考にもならず、後半は高得点がバンバン入るようになるのでゲーム時間も意外に短かった印象。立体の建物駒は色が塗りたくなるほど良くできていて、それがボード上にどんどこ建てられていく様は壮観だった。早いもの勝ちな部分はあるけれど、シンプルな陣取りゲームとして悪くないんじゃないかな?

・クロノス
3つの時代を移動しながらその時代の得点計算に合わせた建物を建築、得点していくゲーム。最大の特徴は過去で建築を行なうと未来にも同じ場所に同じ建物が建つ建築ルール。これを利用して過去に建築することで未来を上書きし他プレイヤーの建物を壊したり、2つの街を繋いで高得点を狙ったりできる。こういう直球の時間SFゲームはありそうで今までなかったのでそれだけでも十分価値があるものの、ちょっと建築ルールが煩雑でテンポを悪くしてる感ありありだったのは残念。7ラウンドしかなくて手番ではカード4枚使うだけなのに、2時間超かかるのは問題かと。

カルカソンヌ2
ほぼカルカソンヌと同じなのにプレイ感が随分違うのはなんでだろ?いろんな得点手段がある割にどれも同じような点数しか入らない感じだから目標を見つけにくいのかなぁ。終わってみればトップとドベで点差がかなり開いてるのでそんな事はないんだけどね。

・モールオブホラー
ゾンビ好き〜が居るので久しぶりに遊んでみた。ショッピングモール内にある6つの施設を逃げ回りながらゾンビの攻撃をかいくぐり、自分担当のキャラクターを生き残らせるゲーム。ゾンビは4つのダイスを振って出た目の所に現れるんだけど、その目を見れるのは毎ラウンド行われる選挙で選ばれた警備長のみだったり、人が大勢いたり女が集まってる場所には追加でゾンビが来たりとゾンビ映画を判ってる人が作ってるなーってルールが色々あって、テーマとシステムがうまく機能してる感じ。
武器カードが使い捨てかずっと持ってられるか、日本語ルールでは判断がつかなかったので今回は持ってられるって事にしてスタート。ぎゅんぎゅんゾンビが死んでいき、これじゃキャラクター死なんわーちゅ事で武器没収。没収された人がもんのすご不安と緊張を感じはじめてる様がおかしかった。まさにホラーですな。今回は途中で時間切れになっちゃったけど、近々に是非遊再戦したいところ。