第30回KBG部

4/29の朝から高円寺で行われたKBG部に参加。


・アヒルのバレエ
最初に配られるカードにアヒルの配置が描かれていて、手番ではサイコロを振ってその目の数だけアヒル駒を1メモリ時計回りか反時計回りに動かせる。動かした結果手札と同じ形にできればそのカードを捨てられて最初に全部捨てた人が勝ち。肝は人の手番の途中でも形が合えばカードを捨てられる所で、しっかり見ていないと見過ごしてしまう。まんまと他のプレイヤーが自分の形にしてくれた時の「しめた!」という感覚がおもしろい。


・ソラシス
惑星カードを競り落として自分の太陽系を作っていくゲーム、なのかな?シンプルなルールなので競りゲーム入門には良いかと。ただテーマは太陽系じゃないほうが合っていたような。宇宙テーマは魅力的だけど太陽や木星が2つ3つ集まることに疑問を持った人も多かったからなぁ。システムとテーマを合わせるのはなかなか大変ですな。


・ハリウッドキャスティング
女優サマーの顔を自分の映画に合わせて作っていくモンタージュゲーム。手番では1枚顔のパーツを取るだけなんだけど、形や色、時間制限があって簡単に揃えられそうでそうはいかない。手番プレイヤー以外がみんなで制限時間を「い〜ち、に〜い」と言うのが馬鹿っぽくてよかった。


・LIVING DEAD Till Dawn
迫りくるゾンビを武器を駆使して退治していく内容で、協力と裏切りが程よく盛り込まれているのが良かった。今回はみんなあまり協力的でなかったせいか全員死亡という悲惨な結末に。やや武器カードのバランスが悪いような気もしたけどたまたまカードのめぐりが悪かっただけかなぁ。


・スカイランナー
はったりの利いたコンポーネントで前から欲しかった一品をゲームマーケットで入手したのでさっそく遊んでみた。といっても新発売された当時はぴんと来なくてかわなかったんだけど、まぁ時の流れで気持ちも変わりますわな。基本はバッティングゲームで、出したカードがかぶらずに上位を取れれば行動カードを入手でき、それらを使って壁を登っていく。邪魔カードが直接的&やや強力なのでやや好みが分かれるかも。ゲームに使うのがビルの一面だけなので座り位置にちょっと困った。全面を使うルールにしていたらもうちょっと評価されたんじゃないかと。


ディフェンダー・オブ・クレイアート
制限時間内にお題にあった粘土作品を全員が作りその出来栄えをカードで評価、評価の結果によって得失点していき一定ラウンド過ぎるか、決められた得点に達した人が出たら終了。ややコミュニケーションゲーム寄りなルールではあるけれど、どれがどう評価されるかを読んでわざとはずしたりする部分は良くできている。ゲーム前は「これ、粘土作らなくてもゲーム成立するんじゃない?」なんて話も出てたんだけど、やはりお題を出されれば作らざるおえず、人の作った作品になんやかんやと褒めたりけちをつけたりするのは楽しかった。


・アイスクリーム
箱がかわいーからやりたい!という声があがったのでプレイ。ルールを読んでもぜんぜんぴんと来なくてあわあわしたものの、遊んでみればそれほど難しくもなかった。以前遊んだことあるんだけどなぁ、とほほ。要点は先のラウンドの状況を考えて行動するって部分。これをプレイヤーそれぞれがしっかり考え出すとかわいいだけのゲームじゃないことが判ってくる。こういうのは2ゲーム遊んだほうが面白さが伝わるんだろうけど今回は1ゲームで終了。持ってるゲームだし近いうちにまた遊ぼうっと。

途中で抜けて戻ってきた割にはたくさん遊んだ感ありあり。それにしても人が多くて2階にある会場の床が抜けるんじゃないかと心配になるくらいの盛況っぷりには戻ってきたときに笑ってしまった。いいこっちゃ。こうなってくると広い会場を探すのが大変だとは思うけどぜひ継続してもらいたいものだ。