ボニー&クライド

ボニーとクライドを題材にしたゲーム。といってもテーマとゲームはたいしてリンクしてないけどね。ルールの中でも「ラミーのように」と言ってる通り、手番の進行はほぼラミー。山か捨て札の上から1枚取った後、手札からメルドを場に出したりアクションカードを使ったりして最後に1枚捨てる。こうして手番を回していき手札を使い切ったプレイヤーが出るか、山札が無くなったら終了。得点計算をして新しいラウンドを始める。こうしていち早く合計100点以上を取れば勝ちって寸法。
味付けとしてはメルドを公開した時、ボード上の車コマが公開したカードの絵柄と同じ場所にあった時ボーナスがついたり、ボード下に置かれている非公開のカードの内容を見れたり、これはこの中にボニーとクライドのカードが隠されていてそれを取れると高得点なため、という特典がある事くらいかな?
面白いのは手札となるカード。メルドを作るためのカードが10種類各6枚ずつあるんだけど、基本的に6枚とも数字の強弱もなくどれを集めてもゲーム的意味は同じ。ただ凝ってるのはその絵柄。10種にはそれぞれボニーとクライドが行った事件が描かれていて、同じ場所でも6枚がちょっとずつ、それぞれがパラパラ漫画の1コマみたいになっているのだ。ほんと、ゲーム的意味はまったくないんだけれど、こういう遊びを作り手側がやってくれると妙にうれしくなってしまう。
自分で訳したから微妙なルールが怪しいけど、簡単なゲームなのであとは遊んで微調整しましょうかね。