「処刑剣」「レイキャビック・ホエールウオッチング・マサカー」

「処刑剣」シネマート六本木にて。

シネマート六本木は、六本木交差点から程近い路地を入ったところにある映画館。地下2階の2スクリーンで時間帯を変えて複数作品を上映している。交差点の喧騒をちょっとはなれると、六本木も素朴な住宅街なんだなぁとなんかほっこりできる周辺環境はなかなか面白い。

陰謀により皇帝の特殊部隊である錦衣衛を追われた青龍。彼が砂漠の民や盗賊と共闘しながら陰謀阻止に奔走する活劇。

ストーリーはちょっと判りづらかった。なので何故コイツとコイツが争う事になってんだ?と観ながら何度か頭に?が浮かんだ。
細かい部分も「あれ、お金どうしたの?」とか「箱重いんじゃね?」とか些細なことが変に気になった。と、いう感じでストーリーはチト不満。細かいことが気になるのは入り込んでない証。

その分アクションはなかなか。生身よりはワイヤーやCG多目だったけど、都会でなく西方の文化と交じり合った真ん中あたりを舞台にしてるため、アラビアンチックな雰囲気が多々あり観ていてワクワクした。
無限の住人」を想起させるような主人公が繰り出す様々な剣は、もっと個性的な戦い方をして欲しかったなぁと思わなくはないけれど、映画の随所で威力を発揮していて見ごたえはあった。

役者はドニーのアニキも良かったけど、今作の華はビッキー・チャオかなぁ。ツンデレ気味のヒロインを可憐に演じてて印象に残った。アクション控えめだったけどね。今回サモ・ハンはゲスト程度の出演。

「イップマン」での自宅ドニー・イェン祭を開催するならついでに観てもいい作品。ドニーのもっと以前の出演作も押さえたいな。

パンフは周辺に見当たらないので割愛。レイアウトはかっこよかったような。




「レイキャヴック・ホエール・ウオッチング・マサカー」新宿K's cinemaにて。

パトス、ごめんよ、、、1セガール今度払うから許して。

アイスランドでホエールウォッチングのため海に出た観光客が酷い目に合う話。

ストーリーは難アリ。キャラクター先行で、ストーリーにうまく組み込めなかった感じだなぁ。後半のある段階でものすごくテンションが上がったんだけど、その後の展開で肩透かしをくって「あらら、、、」となった。あそこでスラッシャーものから○○ものへガッ!と切り替えてくれたら「フロム・ダスク・ティル・ドーン」以来の衝撃を受けたかもしれないのに、ぐぬぬ

パンフは周辺に見当たらないので割愛。すんません。作っただけ偉いよ。