9月映画だよ

段々雑になっていく映画感想。まぁまたテンションが上がってきたら細かくなってくでしょ、うひひ。


世界侵略:ロサンゼルス決戦」よみうりホールにて試写。

「ブラック・ホーク・ダウン」を思い出した。目線の低いドンパチは映画館で観るには迫力もあり良いね。敵宇宙人がただのNPC程度の存在感でしかないのが残念。
細かく観ていけば世相を反映してるのかもしれないけどさ。宇宙人もっと頑張れ!「ギアーズ・オブ・ウォー」を実写にするならこんな感じでいいよ。




「グリーンランタン」新宿東急ミラノにて。

原作をほぼ知らないで観たんだけどヒーローの能力がちょっと変わってて、想像物を実体化する力などなど、絵的に面白かった。続編も是非作って欲しい。





「レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳」新宿武蔵野館にて。

ドニーさんがブルースリーをリスペクトするあまりコスプレしちゃった映画。全体的に展開がなんかグダグダしてたのは残念だけど、ドニーさんのアクションは冴えてた。
セットは「孫文の義士団」の使いまわしかなぁ?対日本軍なんで抵抗のある人もいるだろうけど、この程度ならまだマシなほうなんじゃないかな。




スパイキッズ4D ワールドタイム・ミッション」新宿ピカデリーにて。

3D映画は新宿ピカデリーだと前売り券持っていようと差額を払わされて2000円で観る羽目になるのでピカデリーで観ないように。アホらしい。
内容はいつものスパイキッズ。前作までの主人公が育って出てきたり、ジェシカ・アルバがコメディエンヌを頑張ってやってたりでそれなりに楽しめたけどまぁそれなりに、だね。
お楽しみの4D目は「匂い」で、8つの数字が書かれたシートを入り口でもらい、映画の途中でその数字が画面に出てきたら同じ数字をこすって指の匂いをかぐと画面にマッチした香りがする、という物。汚い物のシーンで数字が出たりしたら躊躇する、ってのが正しい楽しみ方だろうな。結構ちゃんと匂うんで試みとしては悪くない。




トワノクオン第四章 紅蓮の焦心」新宿バルト9にて。

相当話が動いた。後半への盛り上がりが期待できる。しかし、残すところ2話となるとどこまで話をまとめられるのか心配でもある。前半ゆっくりやりすぎたんじゃないかなぁ。




「アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!」ヒューマントラストシネマ渋谷にて。

コメディ映画を字幕で観ると面白さ50%減!と思ってるんだけど、今作は相当笑えたので良作と言っていい。特にウィル・フェレルのキャラクター設定が抜群、キモメンの朴念仁なのに異常に女にもてる、で、彼がなにか行動するたびにひと笑い起こった。途中でウィルが歌を唄うシーンがあるんだけど、大好きだわ。
ストーリーもコメディの割に社会派でちゃんとドラマ性もあり、悪役の頑張りもあって満足度が高かった。これはレンタルで借りてでも観て欲しいな。




「ザ・ウォード 監禁病棟」みんな大好き銀座シネパトスにて。
期待が高かったせいでややガッカリな印象。映画冒頭のセリフが相当のネタバレだったんだけど、あれは英語でどう言ってるんだろうな。そういうセリフがあってもひっかけで、、、ってのを期待したんだけど、うむむ。
ホラー面もどこまでも普通であんまり怖くないし、モンスター?もたいして強くないのがなんとも。
今精神病院物をやるのはそうとうハードルが高いのかもしれないな。




「4デイズ」みんな大好き銀座シネパトスにて。

アメリカの都市に核爆弾が仕掛けられた!犯人は確保しているものの爆弾の隠し場所を聞きだせず、爆破予告時間が迫る。そこで拷問請負人サミュエル・L・ジャクソン兄貴が登場!まずは指から貯金!!というお話。

俺なら兄貴が部屋に入ってきただけで口を割るね!と思わせる兄貴の圧倒的存在感は説得力ありまくり。だけど後半見せるちょっとした弱さにハーン、、とさせるのはさすがである。
ストーリーは構成にややゆるさを感じるものの、アメリカの抱える問題をダイレクトに扱ってるのはなかなか頑張ってるし、最後まで緊張感を保った演出はある意味心地よかった。
酷い拷問を加える内容なのにあまり直接的なシーンが無いのもこの作品では好印象。後半の展開はちょっとコントみたいで笑ってしまったけどね。

あ、FBI捜査官役のキャリー=アン・モスも兄貴に翻弄される役を熱演してたよ。ちょっと関係性が「羊たちの沈黙」を思い出させた。

パトスでしか上映してないのがもったいない。せめてみんな大好きシアターN渋谷でもレイトで上映して欲しい。兄貴好きなら十分に、そうでなくてもチケット値段分の元は取れる作品だ。

原題は「UNTHINKABLE」で「アンブレイカブル」に続く兄貴のブルシリーズ?第二弾である。